HOOKSOFTから発売の美少女ゲーム「恋にはあまえが必要です」プレイ評価の感想レビューです(´・ω・`)♪
こちらは「女の子一人で二度オイシイ恋愛ADV」と銘打っておりますように、作品のウリは
1.“甘える”ことに安心する甘えん坊な彼女との恋愛。
2.“甘やかす”ことに喜びを感じる母性的な彼女との恋愛。
と、一人のヒロインに対して2つのバージョンが用意されているところ!
こちらのエロゲが気になっている方はぜひご参考にどうぞ~(´・ω・`)♪
恋にはあまえが必要です | |
発売日 | 2023/03/31 |
値段 | 10,280円 |
メーカー | HOOKSOFT |
対応機種 | Windows |
クリア後の率直な感想としましては、ヒロインの可愛さは十二分に伝わってくるけど、全体的に古さが抜けないゲームだったかな・・・??という感じです。
共通ルートは開幕から修学旅行先という展開で、ヒロイン紹介が済んだら即好感度稼ぎと展開が速い。
しかし、その好感度稼ぎの部分が非常にめんどくさい仕様となっている。
マップに出現したヒロインのアイコンを選択し、その子と話することでルート分岐へのポイントが溜まっていくオーソドックスなシステムなのだが、これの回数がかなり多く、20回くらい選ばされてしまいます。
誰とも付き合わないノーマルエンドが存在するので、きちんとポイントを回収する必要もあるのに、目当てのヒロインがいない場合の時間飛ばしなどが無く、結局しっかりプレイしないといけないのが手間でした。
一度読んだ部分はスキップすればいいが、数が数だけに結構時間が掛かってしまい、だんだんと飽きてきてしまいます。。。
2週目以降、ヒロインルート前まで飛ぶことも出来るが、攻略済みのヒロインが対象となるため、イマイチ使いどころがないのも残念。
また、自分が老いただけかもしれないが、共通ルート見る学生のノリが寒く感じてしまった(´・ω・`)
変態発言で暴走するクラスメイトや大きな声で突っ込むノリなどの、キャラゲーに古くからあるドタバタした学生同士の会話が割りとつらい・・・
とはいえこれが作中ずっと続いているわけでもないので、それほどマイナス要因となるものでもないです。
本作は各ヒロインごとに、主人公が「あまえる」ルート、ヒロインに「あまえられる」ルートの2つがあり、両方のルートでそれぞれ違った一面が見れるというのがウリとなっています。
ただ、残念なことにその2つのルートにあまり変化が感じられませんでした。
あまえるルートだとヒロインが母性的な面をアピールしてくるが、「そういうプレイ」をしている感が否めない。
急に性格が変わっても変な話だし、その性格に変化するまでの成長を書くにも時間が足りないのでしょうがないといえばしょうがないが、本作の売りである以上もう少し頑張ってほしい部分だった。
ヒロインは4人で、幼馴染・義妹・しっかりものお嬢様・お姉さんとスタンダードな構成。
どのヒロインもそうだが、キャラの話に家族問題があり、そういう部分からくる父性や母性が本作のテーマの「あまえ」に繋がっているのかもしれない。
獅子喰 桜雅
格闘系だと恐れられて浮いてるキャラになりがちだが、何かにつけて力で解決ってキャラじゃないのでクラスメイトにも受け入れられていて、ただ本人が人見知りで交流できてないといった感じ。
女の子らしくない自分と女の子として可愛くみてほしい自分、関係が進むことでそれに悩み変化していく姿が可愛かった。
ほかのヒロインルートでもそこそこ出番があり、幼馴染キャラとして上手いことほかのヒロインの心を乱していたのも良い点。
天枝 千羽
修学旅行ののち義妹となるキャラで、お手本のような妹キャラだった。
好感度がかなり高い状態で妹というポジションに入るためか、好意を持って甘えてくるシーンがかなり多い。
妹っぽさを感じる甘えと好きな相手への甘えの微妙な違いがある甘え方が可愛く見えた。
主人公に好かれるために自分磨きに頑張る姿などは年相応の恋する女の子感があって良かった。
一番キャラクターのイメージが変わらないキャラでもあり、最初から最後まで好意を持って接してくる妹していてストレートに楽しめるルート。
唐朽 氷華
個人的には1番楽しめたヒロイン。
しっかり者だけど抜けてる部分があるお嬢様キャラと割とテンプレ感があるが、個別に入ってから一気に印象が変わった。
主人公を想って暴走したり、恥ずかしいことを平然とやったりと良い意味でお嬢様キャラ感がなかったのが逆に良い。
大体ロマンチックなことを考えて1人でワーワーするようなキャラなのに、時折見せるしっかりとした一面はギャップがあり良かった。
コロコロと表情が変わるので、表情差分が1番機能していて見てて飽きなかった。
藍城 満留
修学旅行先に行った時点では大学生で喫茶店のお姉さんをやっているが個別√あたりに入ると就職して社会人となっている。
客と店員の関係で見せてた一面と社会人になって個人的な付き合いで見せる一面の違いが良い。
ヒロインの中で唯一年上キャラということもあり、頼りになったり、主人公が素直に甘えられるところがあるのが1番の見どころ。
主人公が初めての恋人ということもあってか愛が重いタイプなのでそういうので一喜一憂する姿は可愛かった。
そしてエッチシーン♪
「恋にはあまえが必要です」は抜きゲーではないため、オーソドックスなシチュが好きだったり、ヒロインのボイスが好きとかなら実用的といえるかもしれません。
エロシーンは2ルートあるからか差分で違いをつけて使いまわされているシーンもある点だけ少し残念。
どうしても悪い部分が多くなる感想となってしまいましたが、「恋にはあまえが必要です」は作品としてはかなり面白かったです!
シナリオに凝りすぎて急なシリアス展開になるといったことも無く、プレイ中は素直にヒロインの可愛さだけを楽しむことができました。
細かい表情の変化や服装のバリエーションなど、可愛いヒロインを可愛く見せる工夫も感じられ、テキストを読む以外の視覚的な楽しさもありました。
悪く感じた部分もシステム周り等であり、ヒロインやシナリオなどには影響は与えるものでもありません。
結果的にあまり違いを感じられなかったルート分岐も、キャラの可愛さを2ルート分楽しめるという面では一概に悪いとは言えないかも。
シナリオの面白さを語りたくなるような作品ではないが、キャラの可愛さを布教したくなる作品なので、見た目や設定が好みのヒロインがいるなら、じゅうぶんに楽しめる作品だと思う。
気取った感想を並べましたが、結局のところヒロインが可愛いくてハマってしまったという感想がすべてですた(´・ω・`)
恋にはあまえが必要です | |
発売日 | 2023/03/31 |
値段 | 10,280円 |
メーカー | HOOKSOFT |
対応機種 | Windows |
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