2020年5月29日に発売されたエロゲ『天冥のコンキスタ』のプレイ評価していくよ!
約1年後の2021年2月26日にアペンドディスクの『魔族制圧編』も発売されましたので、そちらの情報も追記していきます。
天冥のコンキスタの購入を検討している方はご参考にどうぞ(´・ω・`)♪
こちらは三部作になっていて、2022年4月にすべて入ったコンプリートパックが出ましたので、これからプレイしようとしている方は、そちらを購入したほうが楽ちんだしお得です。
天冥のコンキスタ | |
発売日 | 22020/05/29~ |
値段 | 7,920円~ |
ブランド | エウシュリー |
天冥のコンキスタとは
天冥のコンキスタはエウシュリーというブランドから発売されるエロゲです。
エウシュリーはエロゲーメーカーの中でも、ガチなゲーム作品を作るブランド。よってこのコンキスタもガチゲームのエロゲです。
原画絵師やシナリオは下記の通り。
原画 | うろ 夜ノみつき 鳩月つみき |
シナリオ | 如月聖 花咲樹木 坂元星日 |
ゲームのジャンルはシミュレーションRPG。ファイアーエンブレムみたいなやつですね!
流れは
- 準備パート
- ストーリーパート
- 戦闘パート
の順で各シナリオが進んでいきます。
準備パート(インターミッション)
装備を整えたり、スキルをセットしたり、経験値を振り分けたりします。
ユニットが増えていくと、戦略の幅も広がり、どれを育てていくか、どんな組み合わせが良いか、など頭をフル回転させる必要があります。
捕まえた敵を仲間にするか?経験値にするか?も悩みどころ。
ストーリー(ADV)パート
準備を終えるとシナリオが進みます。
ストーリーは立ち絵の会話形式で進んでいきます。
既読スキップも可能なので周回プレイもストレスが少なくできそうです。
戦闘パート
戦闘はターン制RPG。こちらのユニットを動かし攻撃が終わると、敵のターンになり攻撃を受けます。
マス目上を動かして、射程範囲内に敵がいれば攻撃できるという、一般的なシミュレーションRPGと変わりません。
ユニットによって移動距離も異なり、武器やスキルによって攻撃範囲も様々です。
なので事前準備をしっかりとして、ユニットやスキルの特性をちゃんと頭に入れておく必要があります。
バトルシーンはこんな感じです!
天冥のコンキスタのエロシーン
コンキスタにもちゃんとエロシーンがあります!
ゲームがガチ過ぎてエロゲであることを忘れていしまいそうになりますが、ちゃんとエロシーンあるのです。
ただしエロシーンを見るには条件があります。
それは、戦闘で敵のユニットを捕らえることです。
ただ倒すだけではダメなのです。ちゃんと捕らえる必要があります。なので戦闘ではそのへんも気を遣いつつ、勝ちに行かなければいけません。
捕まえた敵ユニットは一覧で確認できて、エッチできる相手はアイコンが表示されます。
すべての敵ユニットがエッチできるわけではありませんので、エロシーンが見たければ女の子のユニットを狙って捕まえましょう。
もちろんオークなど人外とのエッチシーンも用意されています。
エッチシーンのCGはヘルミィナさんがメインですけど。
開放されたエロシーンは後から見直すこともできます!
天冥のコンキスタの攻略
攻略というほどでもないけど、天冥のコンキスタの体験版をやっていて、使えそうなものを書いていくよ!
魅了して捕獲しよう
コンキスタでエロシーンを見るためには敵を捕獲しなければいけない!
で、捕獲するにはどうしたら良いかというと、敵を魅了して『魅了値』をMAXにしてから倒すのだ!!
魅了スキルは特定の女性キャラが持っているので、そいつに頑張ってもらうしかないw
また魅了スキルではダメージそのものは与えられないので、おのずと戦闘が長くなってしんどい(*´Д`)
ただ、捕獲した敵ユニットはエロシーンだけではなく、仲間として戦ってくれるし、いらなければ経験値として養分にもできるので、戦闘ではできるだけたくさん捕獲しておきたい!
援護攻撃スキルを上手く使おう
なんか敵さんが何度も攻撃してくるなぁ、と思ったら 『援護攻撃』 というスキルがあるらしい。
コンキスタの体験版の中でおそらく一番重宝するスキル
ハルピュアや捕獲したエンジェルちゃんが使えます。
で、どんなスキルかと言うと、エンジェルちゃんが隣のマスにいる状態で敵に攻撃すると、エンジェルちゃんも追加攻撃をしてくれるというチートスキル。
使いこなすとかなり楽に敵を倒せるようになります。
輪廻の呪を使って強化
ストーリーを21節まで進めると、輪廻の呪を使えるようになります。
輪廻の呪ではユニットのクラスチェンジが可能ですが、できることは3種類あります。
説明 | 必要なもの | |
---|---|---|
クラスアップ | 上位クラスにチェンジする | 対象ユニットのLV 生贄にするユニット |
輪始 | 現在のクラスのままLv1に戻す | アイテム「輪の宝珠」 |
廻清 | 初期クラスのLv1に戻す | アイテム「廻の宝珠」 |
クラスアップすると基本スペックの底上げや新しいスキルの獲得などができるようになります。
基本的に輪回では覚えたスキルを引き継ぐことができます。 輪始は基本スペックを上げ直したい時に、 廻清は下位クラスのスキルを覚えたい時に使用します。
これを利用すると援護攻撃の使えるアークエンジェルや、解錠スキルを持ったサッキュパスなどを作成することができます。
天冥のコンキスタ―魔族制圧編―の感想
アペンドディスクによる追加ストーリー「天冥のコンキスタ―魔族制圧編―」が2021年2月26日に発売されました。
2021年2月26日発売予定となっております。
遊ぶには前作のクリアデータが必要です。
アペンドをインストールすると新規ゲームで、追加シナリオを選ぶことができるようになります。
ユニットLVは引き継がないと死にますw
前作でLv60まで上げている場合は敵が弱く感じるので、「敵ユニットのLv上限解放」をONにしたほうが楽しめます。というかONにしないとほぼ経験値が入らずレベルアップしていかない。。。
ざっくりとした追加要素は
- 新キャラの追加
- 敵ユニットの追加
- レベルの上限解放
- 上位クラスの追加
最大レベルが80まで増加。主要キャラの上位クラスも開放されていました。
ゲームシステム自体は変化はなし。
装備もひとつしか選択できないままだった・・・
久しぶりにプレイしたけど、バトルはこんなに面倒くさかったっけ?という印象w
無印をプレイした人は購入しても良いでしょう。ストーリーが中途半端なまま終わってしまっていますので・・・
ただゲーム性はほぼ変わらなく追加ストーリーだけに5,000円近くかかるのがちょっと厳しいかも。
前作を持っていない方は、たぶんコンプリートセットみたいなのが発売されると思うので、それで購入したほうが安くなると思います。
プレイしながら随時追記していきます!
天冥のコンキスタ&魔族制圧編のプレイ評価
天冥のコンキスタのプレイ評価です。
ストーリー【△】
人間の姿にされた魔族の主人公クラウスが、魔王になるために旅するストーリー。
前編では天使を潰し、アペンドの後編では魔族を潰しに行く。
・・・なんだけど全体的に薄っぺらい。
全体的に回りくどく、「いかにも」っぽい言い回しのセリフが多く、内容がなかなか伝わってこない。
長いセリフの割には内容がスカスカだったりする。
また背景画像も数枚程度しかないのか、同じCGが使い回され、まったくストーリーが進んでいる感じがしない。
話に大きな盛り上がりもなく、淡々と同じ背景&要領を得ないセリフで進んでいき、なんかよく分からんけど気がついたら終わっていた・・・!!という感じ。
せめて頻繁に偵察に使われる「使い魔」くらいは書いてあげてもいいんじゃないかと(´・ω・`)
メインキャラも10人くらいになると、全然ストーリーに絡んで来ない人たちも増え、「誰だっけ?」となる。
アペンドになるとさらにキャラが増え、ヘルミィナと新入りのラムエルにほとんど持っていかれる。
ちなみにクラウスはADVで大口ばかり叩いているが、戦闘スペックはポンコツなので、プレイヤー側からみると口だけ野郎にみえてしまうのは仕方ない。
また、敵として出てくるヒロインキャラを倒してしまうか?仲間にするか?もほぼシナリオ分岐なし。若干会話シーンが追加されたり、戦闘マップが分岐することはあったが、ストーリーとしては1本道である。
バトルゲーム性【△】
バトルは古き良きタクティクスRPGと言った感じ。
派手な演出や変わったシステムはなく、じっくりとプレイするタイプ。
一昔前ならウケていたかもしれないが、今だと物足りなさを感じてしまうかもしれない。
べらぼうに強いボスが居るわけでもなく、普通にプレイしていけば問題なくクリアできる難易度。
以下に、不満点を挙げていく。
装備がひとつしかできない
各キャラごとに装備枠が一つずつしかない。
武器・防具・アクセサリまとめて一つだけ。
ゆえにキャラの装備を考えて戦略を立てるということがほぼ不可能。
空中を歩けないキャラに「ウイングブーツ」を装備させて空中対応可にしたところで、攻撃力や魔力がガクンと下がるのでどうしようもない。
効率を考えるならほぼ固定武器を装備させる以外は不要となってしまう。
攻撃範囲が分かりづらい
バトルは「移動」→「スキル」の順番に行うが、移動後しかスキルの攻撃範囲が分からないので、何度もやり直しが発生してしまう。
スキルの攻撃範囲を頭に叩き込んでおけば問題ないかもしれないが、それを記憶できる人は稀だろう。
移動前にスキルを確認しようとすると、「移動」済みの状態になってしまう。ので結局やり直しをしなければいけない。
スキルの攻撃範囲を表示したまま移動できるようにしてほしいところ。
画面が回転できない
フィールドは木や茂みなど障害物が用意されている。
ゆえにキャラが隠れてしまうことが多いのだが、画面を回転できないので見落としてしまう。
回転できなくても半透明とかで分かりやすく表示してほしい。
ターン数が分からない
ターン制のバトルなのだが、何ターン目なのか分からない。
ミッションに「○ターン以内にクリア」とか良くあるのだが、ターン数を確認しようがないので頭で覚えておくしかない。
メニューとか一通り調べてみたけどなさそう。
例外的に、ミッションではなくクリア条件そのものが「○ターン生存」のようになっているバトルではターン数が表示されている。
常に出してほしいですね。
捕獲が面倒くさい
敵を捕獲して仲間にしたり儀式ポイントを獲得したりするんですが、この捕獲作業が大変に面倒。
捕獲には2パターンあって、ひとつは相手を魅了してから倒すこと。
睡魔キャラの魅了スキルで敵の魅了値を100%まで上げてから倒す必要があるんだが、1回でMAXになることはほぼなく、2,3回はスキルを使うことになり戦闘に時間がかかる。
もう一つは捕獲攻撃でとどめを刺す方法なのだが、これはクラウスしか使えない。(アペンド01でリリィ、アペンド02でヘルミィナも使用可能になる)
が、クラウスはポンコツスペックなので、こいつでとどめを刺すことが大変面倒。しかもクラウスの移動速度が遅いため待って上げる必要もある。
かなり面倒くさい!!
メインキャラ以外不要
結構な種類の敵を捕獲して仲間にすることができる。
が、基本的に弱いので使うことがない。
序盤こそ活躍できる場があるが、メインキャラが10人揃う頃には不要となる。
それだけメインキャラが強い!
はぐれ魔神も最初は強かったけどアペンドでは使うことが一度もなかった( ;∀;)
いろんなキャラの特技を活かしてバトルができれば、いろいろ戦略も立てられて面白かったのだが・・・
クリア時間はまったりやって50時間くらい。
腰を据えてやるゲームとしては悪くないかと思います(エロゲとしては??)
エッチ【△】
エッチシーンは普通かな・・・ADVのエロゲと同じく、CGイラストとエロボイスで構成されています。
見るためには戦闘で捕まえなくてはいけないため、エッチシーンにたどり着くまでは長い。すぐにエロシーンを見たい!って人には向かなそうです。
エッチは捕まえた女の子を攻めるというもの。女の子(主に天使)によって嫌がっているものを犯したり、相手もノリノリだったり・・・といろんなパターンのエッチシーンが楽しめます。
それほど人を選ばないエッチプレイだと思います。
ただモブキャラのエッチシーンは1枚のみ。
ヘルミィナ等のメインキャラのエッチシーンは何枚か用意されていて、ストーリーやクラスアップすると遠征イベントで観ることができます。
やりこみ要素【△】
あまりやりこみ要素が見当たらない。一回クリアしたらまぁ満足かな・・・
コンキスタには周回用のモードもあり、クリア時のデータを引き継いで最初からプレイできます。要するに強くてニューゲーム。
周回プレイでは戦闘もスキップできるので、やり残しがあるところまでサクッと進める。
ただそれほどやり残しがない!!
ミッションと捕獲をしっかりやっておけば、1周目でいい感じに埋まり、2周めでほぼコンプリート出来てしまう!
「輪始」でユニットを鍛え直す、というのもアリだけどそこまで強くする必要性も感じない・・・というか上限が決まっていてそれほど強くならない。
ユニットを鍛え直すにも、また捕獲プレイの繰り返しになるだけで・・・シンドい。
天冥のコンキスタまとめ
個人的にはネットで酷評されているほど悪く感じませんでした・・・が、戦闘はストレスはめっちゃ溜まりますw
あとストーリーは物足りないです!!
天井決戦編までプレイして満足できるかどうかがポイントですかね。
難易度もそこそこあり、かと言ってクリアできない難しさでもなくちょうどよいレベル。ただミッションを完璧に達成させようとすると、頭を回転させて何度もやり直しが必要になったりもします。
操作は痒いところに手が届かないちょっと古い感じのタクティクスRPGといった感じで、じっくり腰を据えてやりたいエロゲです。
天冥のコンキスタ | |
発売日 | 22020/05/29~ |
値段 | 7,920円~ |
ブランド | エウシュリー |
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