みなとそふとから発売のエロゲ『我が姫君に栄冠を(わがひめ)』。
各ルートの説明を交えながら感想を書いていきます。
NTRや陵辱のない万人におすすめできる良ゲー♪
我が姫君に栄冠を | |
発売日 | 2021年9月30日 |
値段 | 9,800円 |
ブランド | みなとそふと |
『我が姫君に栄冠を』はこんなエロゲ

「我が姫君に栄冠を」はバトルファンタジーの姉モノ作品で、3人のメインヒロインのルートを順番に攻略していくものとなっており、その中でメインキャラクター、サブキャラクターたちの魅力に触れていくことが出来る作品となっています。
主人公のシャオンが人造神のミンジャラと妹のエビータと自分の婚約者探しの旅に出るという内容で物語が始まります。
メインヒロインは次の3人。
キャラ | 声優 | |
---|---|---|
![]() | ノア・グランスター | 夏和小 |
![]() | エリン | 三咲里奈 |
![]() | クロネ | 明羽杏子 |
初めての旅と悩める皇帝

一番初めにプレイすることになる帝国編ことノアルートですが、学園モノのような内容で作品の全体像や世界観の把握のための導入のような内容となっています。
ヒロインのノアも姉キャラというよりも同学年の頼りになる女性のようなキャラクターで、皇帝という凛とした属性を持つノアのデレや普段見せない気の抜けた姿のギャップは王道的な良さがありました。
ただノア以上にサブキャラクターの1人のエスクドのほうが可愛く見えてしまったり、王道ヒロインゆえにいまいち刺さる部分が無いと感じてしまうかもしれません。
のちのルートでもそうなのですが、人造神の力を借りて戦うことが出来る主人公の戦闘力は作中で最強クラスでありますが戦える時間が3分間であったり1回使うとしばらく使うことができないとしっかり制限が掛かっています。
もちろん主人公の見せ場となる戦闘シーンはありますが、全部のシーンを主人公が一瞬で解決するだけといった形にならず、ハラハラするようなシーンやほかのキャラの見せ場などがちゃんと描写されています。
ほかのヒロインの顔見せや謎を残しつつ、ゲーム全体の導入としてすっきりしたルートとなっています。
年上お姉さんたちとの選挙活動物語!

次は連邦編、エリンルートになります。
エリンはしたたかで力よりも知恵を武器して戦う高慢な年上キャラとして立ち回ります。
出会った頃は主人公をからかうお茶目な年上お姉さんですが、ルートが進むにつれ主人公に本気になって嫉妬したりとダメダメなお姉さんとしての部分が出始めそこが魅力的なキャラになっていきます。
ルート自体はエリンが様々な部族から成る連邦の正式な元首になるため、各部族を回り各々の問題を解決するといったものです。
そのため、ほかのルートよりもサブキャラたちの登場が多いですがそれぞれキャラが立っていて、読んでいて飽きることのないルートとして仕上がっています。
主人公に同行するコルミージョの面々も魅力的で、元気なヨークシャや甘やかしてくるシュカなどが物語を賑やかしてくれます。
話が全体的に明かるく中だるみもほかのルートよりも少なく、問題を少し解決しつつも核心にはあまり触れないような出来になっているため、素直に楽しめるルートなっていました。
絶海の未知の孤島への冒険、そして最強お姉ちゃん

最後にクロネのランケイジ編となります。
まず断絶された孤島であるランケイジに向かうという部分から物語がスタートします。
他のルートで悪役として描かれていた天魔族の本拠地へと向かうための方法や辿り着いても生きて帰って来れるかなど冒頭から問題が山積みとなって始まります。
物語の入りがこれまでの陸地続きで行けた場所とは違うため、冒険活劇のような面白さがありわくわくさせるような導入となっています。
そしてやっと出会うことのできたクロネはこれまでのルートでは力ですべてを解決する暴君として描かれています。
このルートでもその暴君然とした活躍を見せますが、主人公に心を開いてからは姉キャラとしての魅力をいかんなく発揮してくれました。
また、ランケイジ編は物語の最終ルートということもあり、これまでに残してきた伏線や謎の回収がされますルートとなっています。
ここまでのルートで残されていた謎が明かされ、ラスボスとなるキャラクターとの大決戦となります。
その決戦ではあまり活躍の場がなかったキャラクター達の活躍や主人公と仲間たちの関係など、最終決戦に相応しい熱い内容となっていて読み終わったあとに爽やかさが残るラストとなっています。
キャラが多い分エロシーンが薄め

概ね高評価ですが、やはりいくつか気になってしまうポイントはあります。
まずエロシーンの少なさメインキャラクターが1人あたり3シーンで、サブキャラクターが1シーンずつといった形になっている点で、メインヒロインたちにもう少しシーンを割いてもよいのではと思いました。
ですがスラっとした絵柄で描かれるシーンのクオリティ自体は高く、シーンが少ないと感じだけで決して内容が悪いといったものではありません。
サブキャラクターは魅力的なキャラが多くいますが、大体が個別のルートがあっても10分くらいで終わるルートで、キャラについて軽く触れエロシーンを1つ見て誰々と結婚することにしましたといった内容で終わります。
主人公の目的としては間違ってないのですが、もう少し掘り下げてほしい所もあり、これなら別にルートが無くてもと感じなくもないです。
ただ、これに関しては過去に出された作品同様、ファンディスクや続編といったので出してくる予定なのかとも思いました。
テンポ重視なのかもしれませんが、メイン以外のキャラの背景にしっかりと触れることが少なく、さらっと書かれているように感じました。
『我が姫君に栄冠を』感想まとめ

『我が姫君に栄冠を』クリア後の総評としては尻上がりに面白くなっていく作品だと感じます。
ライターさんの特徴である日常の掛け合いの楽しさや期待させるような戦闘シーンなどしっかりと描写され、作品として細かい不満もあったりしますがそれを上回る面白さはあります。
キャラゲーではあるもののどちらかと言えばストーリーや設定ありきの作品ではあるので、キャラゲーを期待しすぎるとプレイしたとき少しがっかりするかもしれません。
姉モノ作品としては穏やかで優しく甘やかしてくるタイプの姉はサブキャラくらいですが、強気でデレの破壊力が高い姉の魅力が強いのでかなりの満足を得られます。
強気の姉キャラが好きなら間違いなくプレイしてほしい作品ですし、読み物としてもすごく長い作品というわけではないので気軽にプレイをオススメできる完成度の高い作品でした。
我が姫君に栄冠を | |
発売日 | 2021年9月30日 |
値段 | 9,800円 |
ブランド | みなとそふと |
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