PCMAXを暇つぶしに使っていた頃、下向きであまり顔は写っていないけれど、髪型や鎖骨までのラインとのど仏の形で、きっとイケメンでスタイルいいのだろうと思った人とマッチしました。年齢40代前半で身長180センチの65キロのプロフでした。
私も40代で決して若くないので、「こんにちは、素敵なプロフですね」とメッセージを送りましたが、返信がくるとは期待していませんでした。しかし、すぐに向こうから、「ありがとうございます。」と返信がきました。
それをきっかけにして、「どんなお仕事をしていますか?」「お住まいは」「好きな音楽は」とか、プロフィールに書いてあることをもっと詳しく聞くような会話が3往復繰り返されました。1回メッセージ送って、返信は翌日に来るペースでしたから、マッチしてから1週間はPCMAX上でやりとりしました。
そのうちに彼から、「ラインで話しませんか」と言われて、その時にお互いの本名を明かしました。すると、彼は、康介(こうすけ)と名乗り、「こうちゃん」と呼んでほしいと言われました。ラインでやり取りするようになると、彼は、「おはよう」「今から帰るね」と毎日のように挨拶メッセージを送るようになりました。
私は、そんな一言でも嬉しくて、今日あったことなど、長めのメッセージを送りながらも、家族関係や出身地、学歴、職歴、好きな食べモノとか、お酒とか、今まで一番楽しかったこととか、を訊いて、自分のタイプかどうか判断していました。彼は、20代のころは、モデルをしていたと答えていました。そして、その頃の写真を送ってもらうと、目が切れ長で、鼻筋が通っていて、仮面ライダーに出ていても違和感がないようなイケメンが写っていました。また、訊いた限りでは、私の好みに合っていました。
ラインでメッセージ交換しはじめてから2週間もすると、彼は、「自分はこのようなビジネスで起業をしたい」という夢や目標を長い文章で語るようになり、「もっと詳しく話したいから会いたい」というようになりました。
そこで、お互いの住所は、大体わかっていますので、お互いの家から近い繁華街の渋谷で会うことにしました。平日の夜7時に、改札口方面で待ち合わせしました。彼のお気に入りのおしゃれな和食の店で食事をしましたが、予約を受け付けない店だというので、改札口での待ち合わせになりました。
彼は身長が高いので、すぐに分かりました。写真よりも、ちょっと老けていましたが、
でも、スタイルは細マッチョにふさわしく、太ってはいないけれど、痩せすぎでもなく、ちょっと筋肉質の体型でした。彼は、熱心に自分のビジネスについて話しました。私はすっかり彼に魅了されました。
その後、いつも平日夜の仕事帰りに、3回デートしました。そして、5回めのデートには、彼の起業のパートナーという男性が、合流してきて一緒に3人で居酒屋に行き、彼のビジネスが人の役に立ち、いかに儲かるかについて語り合いました。私は、彼のビジネスパートナーに会えたことで、特別な存在になったと舞い上がっていました。帰りに彼と2人になった時、「今度はお泊りで会いたい」と言われ、軽くキスをされました。
その4日後が彼の誕生日だったので、「プレゼントは何がほしい?」と訊いたら、「お泊り」と即答があったので、その次の金曜日の夜にシティホテルを予約しました。
イケメンの彼と一緒に過ごせることに、ワクワクしていました。
夜8時過ぎのチェックイン後、シャワーを浴びて、ブラとTバックにガーターベルトとストッキングをつけた上に、バスローブを羽織って、ダブルベットで待っていると、間もなく彼がやってきました。
彼は入るなり、いきなり軽くキスをすると、さっさとシャワーを浴びました。5分もすると、バスローブを着て出てきました。今度は立ったまま、押し付けるように唇を重ね、舌を絡めるディープキスをしました。彼はキスをしながら、私の背中に手を滑らせ、ブラのホックを、ピンと指で弾きました。すると、簡単にホックが外れてしまい、私は、「慣れているな」と驚きました。
私を抱き上げて、ベットに押し倒すと、私は、今度もあっという間にTバックを脱がされてしまいました。その後すぐにクンニして、私が濡れ始めると、「僕のもして」とフェラチオを求めました。私が口に含んでものの数分もすると、彼のものが大きくなりました。すると、彼は、「ゴムを付けてくれる」と私に求め、すぐに挿入してきました。ここまででせいぜい15分ぐらいでしょうか。彼は腰を何度か振って射精すると、最後に、軽くキスをしました。そして、私から離れるとまたすぐにシャワーを浴びました。
私は、あまりにも短時間で終わったので、物足りなさを感じました。この日のために
お気に入りのセクシーな下着をつけたのに、何も褒め言葉もありませんでした。今までの、彼の夢や起業の話は、ただ、Hしたいためだったのかなと思いました。
それから、半年ぐらい関係は続きました。いつも、彼から、水曜日か木曜日に、金曜の夜か、土曜の夜に逢えないかと訊かれ、何回かは食事しました。いつも食事の後は、「Hしたい」と言われました。何回か会ううちに、彼の話が大きな夢を語るものの、ちっとも実現していないことがわかってきたのと、2回目のHも、3回目も、はじめと同じでちっとも良くないので、私は、彼に飽きてきました。確かにイケメンだけど、モテすぎてHばかりしているようで、人間的な成熟を全く感じられなかったからです。夢ばかり語るのも、子供っぽく思えました。
だんだん彼のラインを既読スルーするようになり、電話がかかってきても無視していました。そのまま4ヶ月が立った頃、今の夫と出会いましたので、ラインはブロック、スマホも着信拒否にしました。
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